このミラーは…

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お疲れ様ですm(__)m


昔《ハーレーダビットソンマルボロマン》と言うミッキー・ローク主演の映画がありました。


簡単に説明すると、仕事も家庭も持たず気ままに生きるハーレーダビットソン乗りの《ハーレー》と由緒正しいカウボーイ一族?!ながらロデオ大会での大怪我をきっかけに、ハーレーと同じく気ままに生きる事を選んだ《マルボロマン》がトラブルを巻き起こす…みたいな映画でした。


『ごく一部のマニア』のみウケる作品でしたが残念ながら私もその『ごく一部の…』でした。ただ私が惹かれた対象は『ハーレーダビットソン』という単車じゃなく『ミッキー・ローク』演ずる『ハーレー』と言う名の人物に惹かれたんです。


今思えば『ハーレー』は30代前半の設定なんでしょうけど、その頃の私にとっては《格好イイ~大人の男》に感じたんですよね。


マッチョじゃないけど、ガッシリとした身体で…

ちょっと派手なライダーススーツ(この名称が正解かは解りませんが…)を着こなし…
煙草を吸う仕草やZippoの扱い方もイチイチ格好イイ…

男前がさらに引き立つ短髪ツンツンヘアーもよく似合っていらっしゃり…

オマケにオープニングで自らを名乗る時「ハレィ….ハレィディビッソン…」と優しい目で素敵な発音でお喋りになる…


英語圏にお住まいなので素敵な発音は当然なんでしょうけど…。



単純な私は出来る事からといつも床屋に飛び込み「ミッキー・ロークみたいにして!」と私。

「誰?三木ロク?」と答える店主。


それでも必死で言葉で伝えましたが…鏡に映った姿は『ミッキー・ローク』ではなく…ちっちゃい『花田勝』氏…。

気を取り直して…次は単車!とウチの奥サンにはエコを強調し5万円でポンコツグラストラッカーを購入。ハーレーダビットソンやチョッパーに憧れは全く無く、維持しやすさの250CCで…丈夫で…普段着で気軽に乗れる事…が条件でしたので即決でした。

ただハーレーが単車に取り付けてた稲妻をモチーフにしたちっちゃいミラーがとても印象的でしたので、そのミラーだけは《ハーレー》への憧れの証として取り付けたかったんです。残念ながら後方視界の悪さは天下一品ですが…本人だけは御満悦なんです。