ほっこりとピリピリ

『2011 楽天イーグルス君 その13』


お疲れ様ですm(__)m


私の住むトコロも桜が満開です。諸事情でお花見は出来ませんが、満開の桜並木をくぐるだけでも幸せな気分になります。


そんなほっこり気分と真逆のピリピリと張り詰めた緊張感を感じさせてくれたのが、今夜は皇子山で行われたイーグルスとライオンズの試合です。


4/26 L●0-2〇E


イーグルス先発はクマ、ライオンズ先発は涌井の両エースの投げ合いになりました。エースの対決に相応しい引き締まった投手戦となりました。両投手とも少ない4死球で被安打は5ずつ。


エースのクマは球速、球威、キレ、どれも文句なしの出来でしたが、1番は低めに集めるコントロールが抜群!

この日13奪三振を奪ったクマですが、奪三振の多い時のクマは勝ちに繋がらない事がチョクチョクありますが原因は2つ考えられますね。


1つ目はコントロールが悪い時は、荒れ球になり打者が的を絞れずに結果的に奪三振が増えた…。

そして2つ目は信頼出来る球がなく…とか三振を狙わざる得ない場面が多い為に…フォーをク多投し奪三振が増えた…。

2つの場合共に、投球数も増えますし、抜け球などの失投の確率も高くなり…結果的には打たれて失点…という事が原因と考えます。


ところがこの日のクマにそんな私ごときの心配など全く必要ありませんでしたネ。終盤こそ疲れも見えましたが、低めへの意識、コントロールは途切れる事なく投げ続けて見事に完封して3勝目をあげてくれました。


対する涌井は昨季とはまた違う見事な緩急の投球で対抗。イーグルス打線は凡打の山を築き結局は9回を5安打に抑え込まれました。


明暗を分けたのは、2回表のイーグルスの攻撃に、2アウトから涌井が岩村に出した四球と続くルイーズ君のどん詰まりのポテンヒットを後ろに逸らした秋山のエラーで2.3塁にした事でしょうね。そして嶋と鉄平が微妙な当たりの内野ゴロを執念のヘッドスライディングで内野安打にして2点をもぎ取りましたから。


嶋と鉄平の勝利への執念勝ちってトコロですね!

涌井はこの2回表の完全に打ち取ってる打球3つが安打になり負け投手ですから…ホントに気の毒ですが…緊張感タップリの素晴らしい試合でした!